SEOとは
Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)を略して、SEO(エスイーオー)と呼びます。また、このSEOとは「検索エンジン最適化」という意味です。
……で、検索エンジン最適化ってにゃに? ( -_- )
ですよね。笑
ちょっと待ってね。もう少しお話続けますね。
まずは「検索エンジンで上位表示を狙う理由」から聞いて 🙂
上位表示をみんなが狙う理由
みなさん、何か調べたいことがあったら、Googleなどの検索エンジンにワードを入力して検索しますよね。
その結果、表示されたものの中から「どれを見ようかな」「どのページが参考になるかな」「このページなら、私の欲しい情報が載っていそうだな」と選んで → クリック → そのページを閲覧。この流れですよね。
この時、下記の部分でページを次におくれます……
が、ここってせいぜい3、4ページくらいまでしか見なくないですか? まぁ、人によって異なるとは思いますが、急いでいる時なんて特に、10ページ先までおくって見ないですよね、あまり。
そう、検索して → 結果を見て → クリックする(される可能性が高い)のは、上位に表示されているページなのです。
4ページ以上後に表示されているページは、上位表示に失敗しているページ、とも言えちゃうのです。そのページは「無いのと同じ」とまではいかなくても、近いところがあります。
ページを見つけてもらえないと、WEB上で誰とも繋がれません。
それがビジネスとしてWEB集客をホームページでしている場合、ホームページを持っていても、いつまでたっても誰にも見つけてもらえず、WEBからの新規顧客が来ません。WEBからの販路拡大ができません。
だから、WEB集客をしたいなら、検索エンジンで自社の自分のWEBサイトを上位に表示させる必要があるのです。
これが、みんなが上位表示を狙う理由です。
検索エンジン最適化の意味
検索エンジンで自分のWEBサイト・ページを、上位に表示させたい。
上位に表示させるようにイロイロする = これが、検索エンジン最適化です。それを「SEO」といったり「SEO対策」と、人は呼んでいるのです。
上位に表示させるためにイロイロな対策をするのが、「検索エンジン最適化」なのです。
ということで、そのイロイロの説明もしますね。
ここからは、もう少し知りたい方にむけて
SEO対策するためのイロイロ
検索エンジンはイロイロあるけれど、Googleだけを考えれば良い
検索エンジンって色々な種類がありますよね。
- Yahoo! JAPAN
- Bing(マイクロソフト社)
etc ありますが、2020年現在、気にしておけば良いのはGoogleです。SEO対策する時に気にしておくのはGoogleだけでOKなのです。
理由は
現在の、日本国内での検索エンジンのシェアは、Googleが90%近くを獲得しているから。
- Yahoo! JAPANは、Googleを公式な検索エンジンとして採用しています。
- BingはGoogleの技術を参考にしているので、Googleで上位表示すればBingでも上位表示する傾向があります。
200以上あるアルゴリズムの中から、大事なイロイロは大きく分けて3つ
そして、そのGoogleが決めている「上位表示させるページのルール(算定方法)」を知って、それに従って対策をすれば上位表示を叶えられる、ということになりますよね。
Googleが決めている「上位表示させるページのルール」をアルゴリズムといいます(検索エンジンロジックともいう)。
そしてそして、このアルゴリズムはなんと……200以上もあるのです。笑 死にません? 200以上ものルールを知って、それに従って対策していくのって。
でも大丈夫。この200以上もあるアルゴリズムのうち、本当にしっかり押さえた方が良いものは限られているのです。全部対策しようとしなくて良いのです。
ということで、本当にしっかり押さえた方が良いものは、3つの要素に分類できるのでそちらをご紹介しますね。それが下記の3つ。
- 企画・人気要素
- 内部要素
- 外部要素
それぞれを、もう少しだけ詳しく解説しますね。
1. 企画・人気要素
「WEBサイトがどのくらいユーザーに閲覧されているのか」をGoogleは測定しています。その結果から、人気の高いWEBサイトを上位表示させるようにしています。
そういったメカニズムがあるのですね。なので、
この企画・人気要素でできる対策は下記です。
→ 検索ユーザー(検索する人)がどのようなキーワードで検索しているかを知ること
→ WEBサイトのテーマを何にするか
ここで大事な視点は、WEB技術だけではなく、
ユーザーが求めている情報を予測して、それを提供する「企画力」もかなり大事!
ということです。
2. 内部要素
内部要素は、また2つに分類ができます。
- 技術要因
- コンテンツ要因
技術要因は
「タイトルタグや見出し(H)タグの中に、キーワードを入れた方が良いよ。何回入れると良いよ。優先したいキーワードは前の方に入れると良いよ」といった、HTMLタグの使い方
や
ページの中に何回(何%の割合で)キーワードを書くと良いよ、といったものです。
コンテンツ要因は
コンテンツ(サイト・ページの内容)の量と質を見られています。
量は、ページ数の多さ系。質は、特に、コンテンツの独自性(オリジナル)があるかどうかという「情報の品質面」の要因です。
3. 外部要素
外部要素には、このような3つがあります。
- リンク元の数と質
- ソーシャルメディアからの流入
- サイテーション(言及)
リンク元の数と質
外部から張られているリンク、「被リンク」と呼ばれているものですね。過去には、この「外部リンクの数が多ければ人気サイト!」という短絡的なアルゴリズムがあり、そのために不正リンク(自作自演のリンク)で上位表示していたサイトもたくさんありました。
が、現在は不自然なリンクが自然なリンクかをGoogleは見ていて、不正リンクをしているとペナルティを受けてしまう可能性が高くなりました。
そういったところで、リンク元の数と質を見られています。
分散されたIPアドレスからなのか、分散されたエイジドメイン(ドメインの新しさ古さ)なのか、あとは、リンクされたらそこから「クリックして流入するユーザーがいるか」etc を見ることで、不自然なリンクなのか、自然なリンクなのか判断しているんですって。
すごいですよね。
サイテーション
サイテーションとは、「引用」「言及」という意味があるのですが、SEOの世界では「リンクではない形による、他ページ(他コンテンツ)の参照」を意味。
要は、自社サイト名・自社名・ブランド名・商品名etc 、リンクを張られているわけではなくとも、他サイトで自社のことが言及(記載)されていたら、それだけでも評価対象となるのです。
なぜかというと……他サイトで話題になっているということは、「人気があって信頼性が高いのでは」とGoogleは判断しているから。この概念をサイテーションシグナル(言及信号)といいます。
これもすごくないですか。リンクを張られなくても、話題にされているだけで、評価が↑あがる↑なんて。
このサイテーションに対してできる対策は下記です。
→ 色々な人が話題にしたくなるユニークな取り組みをする
→ 独自性の高い自社サイト名・ブランド名をつけて、統一する
→ ポータルサイトに掲載して、サイト名・ブランド名の露出を増やす
→ ソーシャルメディアで、サイト名・ブランド名の露出を増やす
→ プレスリリースを行う
SEOの最終目的は
ということで、最後の方はSEOの専門用語がたくさん出てきたので、すこし難しかったかな……と思いながらも、ぜひ何回も読んでみてください。意味が分かってくると、自社サイトにどう対策していけばいいのか、道が見えてきます 🙂
これは覚えておきましょう。SEOって何のためにしているのか見失わないように。
自社サイトのトラフィック量を増やして、人気サイトに育て上げること
トラフィック量というのは、交通量という意味で、SEOの世界では「アクセス数」。たくさん自社サイトにきてもらって人気サイトにすること。
ということは……
ユーザーが求めている情報を発信できていて、誰かがとりあげたいと思うような内容で、そういった情報がたくさんあるサイト
にする、とうことですね 🙂
SEOって機械に向けての対策というだけでなく、結局のところ顧客理解
こうやって見ていると、気がつきませんか?
SEOって、WEB技術だけではなく「顧客(ユーザー)理解」と「それをもとにどんなコンテンツを提供するのかという企画力」も大事だということに。
SEOって、知れば知るほどに、特に現在のSEOって、機械(Google)に対しての対策というより、顧客理解(ユーザー理解)なんだなって思うのです。
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