【本気でWEB集客したい方向け】アメブロとWordPressどっちがいいの? それぞれのメリットとデメリット、そして使い分け方法を解説

私の周りには、「ビジネスのWEB集客ツールとしてアメブロを活用されている方」がまだまだいらっしゃいます。そういった方や、「WordPressを使って作ったホームページを持たれた方」からご質問を受けることが多いのが……

アメブロとWordPressって、どっちがいいんですか?

もしくは

アメブロとWordPress、2つ持っていますが、どう使い分ければいいのかな?

そうですよね。どちらも比較的手軽に「自分でWEBページを作れるから発信ができる」(アメブロの方が圧倒的に手軽ですが)。WordPressを使っている人もだいぶ増えましたし、「どっちがいいんだろう」「どう使い分ければいいんだろう」と気になりますよねぇ。

YUKI

実は、そもそも……役割が違うんです。

与えられている権限みたいなのも異なるなぁって感じます。それぞれの強みを知って、使い分けるのが一番 🙂

ということで、今回は、WEB集客の観点からみたアメブロとWordPressの違いをお話ししますね。

目次

役割をまず知ることから

アメブロはソーシャルメディア

ソーシャルメディアというと何を思い浮かべます? きっと、多くの方がFacebookやTwitter、Instagramあたりをパッと想像するのではないでしょうか。

そう、これらのSNSもソーシャルメディアの一種。

ソーシャルメディアは、誰でも投稿が出来たりして、双方向のやりとりができるメディアのこと。

を指すので、YOU TUBEもソーシャルメディア。そう、アメブロもソーシャルメディアなのです。

※ ちなみに余談ですが、WixはCMSを貸してくれるサービスで、ソーシャルメディアではないみたい。

そして、今回のお話しの中で大事なことは、与えられている権限みたいなところ。そこに一点、注目してみましょうか。

ソーシャルメディアからリンクされても……

ソーシャルメディアからリンクを張ってもらっても、それって「被リンク」として評価されないようなのです。

通常、独自ドメインのWEBサイトから自分のサイトにリンクを張ってもらった場合、それは「被リンク」として評価され、自分のサイトの評価が上がります。

こういったことが、ソーシャルメディアからのリンクでは起こりません。

※ もちろん、ソーシャルメディアから張ってもらったリンクを辿って、自分のサイトにユーザーが訪問してくれたらそれは評価してくれますよん。

これって、ソーシャルメディアって誰でも気軽にWEBページが持てて、投稿が出来るから、それで評価を与えていたら公平じゃないというかキリがないというか……そういった理由からですね。

それでですね、自分がソーシャルメディアをWEB集客のツールとして持っていて、そこから誰かのリンクを張ってあげたとしても、「被リンク」としての権限はなにも無い。ということになりますが、これって、まぁ、自分にはなにも損はないにせよ、ちょっと悲しくないですか?笑

そもそも、ちょっとライトな扱いを受けている感じ、私は少し寂しいなと感じるのです。

YUKI

他にも何点かデメリットがあって(そちらはもう少しダイレクトに自分自身にデメリット)……その辺りは後術しますね。

もちろん、メリットもあります★ と……いったん、ソーシャルメディアのお話はここまで。

WordPressは独自ドメインのWEBサイト

WordPressは独自ドメインのWEBサイト。どうゆうことかと言いますと……

独自ドメインとは、このサイトであれば、この→ poppyou.com 部分のこと。

独自ドメインは先着順に好きな文字列で取得できるものなので、独自 = オリジナル ですね。他に同じものは無いっていうこと。

WordPressというのはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)といって、WEBサイト制作に必要な専門知識が無くても、WEBサイトを作ったり・管理したりを、管理画面から比較的簡単にできるようにしてくれるシステムのこと。

で、このWordPressでWEBサイトを立ち上げるのには、サーバーをレンタルして、独自ドメインを取得しないといけません。

▼ サーバー? ドメイン? それぞれの詳細解説は下記の動画から聞けます。

この、サーバーとドメインを用意するには費用がかかります。こういった準備をすることで、自分の場所が出来るのです 😉

パチパチ✨

こうやって出来た自分の場所は、これから自分自身の力で育てていかなくてはいけません。

育てる、というのは「WEBサイト」をですし、「ドメイン」をという認識でOKです。ドメイン毎に、WEBサイト運営の中で評価を受けることとなるのですね。

それぞれのメリットとデメリット

さて。では、ここでようやく、メリットとデメリットについて追求してみましょうか。

アメブロ

メリット1. 無料で使える

2. 読者が増えやすい仕組み

「アメブロ」というコミュニティの中には

✔︎ 読者登録が簡単に出来たり
✔︎ 関連記事やオススメ記事的に他で表示されることがあったり
✔︎ リブログといった簡単にシェアしたり、してもらったり

と、アメブロ利用者の中で交流がしやすく、自分のブログが拡がりやすい仕組みがある。
デメリット1. 従わないといけない

借りている場所なので、アメブロに従わないといけません。削除されてしまう可能性や、今後サービスの提供が終わってしまったり、制限が増える可能性がある。自由度も低いのでレイアウトやデザイン性での見せ方にも限界あり。

2. 上位表示させる難しさ

検索結果上には、同一ドメインはたくさん表示されないようになっているため、検索結果で上位表示させるのが難しい。
YUKI

ポンっとWEB上にページを作っても、コミュニティに入っているから他の人の目にとまる機会が割とあったり、コミュニケーションを取り合える楽しさがあるから拡がりやすい傾向がありますねー

実は、私も、起業当初はアメブロだけで集客していましたよ 🙂
当初、人脈なんて全く無かったのですが、アメブロでどんどんご縁が拡がっていきました。

WordPress

デメリット1. 費用がかかる

先に記述したとおり、サーバーやドメインの契約に費用がかかります。

2. 育てないといけない

アメブロのようにコミュニティでは無く、自分の場所として立つので、自分自身が育てていかないと誰にも見つけてもらえないままになる。
メリット1. 自由度が高い

借り物では無い「自分の場所」なので、デザインやレイアウトも自由に出来る。勝手に削除されたり(のっとられたらダメですが)、使用方法を制限されることもない。

2. 育てることができる=検索結果から新規顧客がくる

もう圧倒的にこれがメリットだと私は思うのです。育てないといけない = 育てることができる = 検索結果から訪問者が来てくれるようになり、新規顧客も増える! これが最大のメリット。
YUKI

一手間いったり、費用がいったり、するのですが……圧倒的メリットは

育てることが出来るから→ 検索結果からたくさんのまだ見ぬ人が来てくれて→ そこから新規顧客になってくれる人が現れる!

これですね。育てなくちゃいけない、ではなくって、育てることができる、これだと思うんです。

答えは「最後にたどり着いてもらう場所はWordPress」そこに誘導させる導線として「アメブロ」を活用する

ようやく核心に近づいてきました。はい。こう答えます。

アメブロとWordPress、2つ持っていますが、どう使い分ければいいのかな?

YUKI

両方を活用したいのなら「WordPressのWEBサイトを最後にたどり着いてもらう場所にする」これを忘れないようにする。

アメブロはWordPressのWEBサイトに誘導させるための、ひとつの手段として使う。


育てるのは、WordPressのWEBサイト

これが私の答えです。

どうゆうことか説明しますね。

SEO視点でWordPressのWEBサイトを育てる

WEBで集客するためにWEBサイトを持つのだったら、どんどんたくさんのユーザーさんにWEBサイトに来てもらいたいですよね。そうでないと、見つけてもらえないと、WEBサイト持っていてもなかなか集客には繋がらないですもんね。

そのためには……そう、SEOが大事になってきます。「SEOってなに?」という方や曖昧な方はぜひ下記の記事もご覧くださいね。

SEOってこういう2つの角度から見られるんです。

  1. サイト全体(トップページ)に対してのSEO
    ※ WEBサイト全体のテーマを決めてそれを大抵、トップページの目標キーワードにしてSEO対策をしていく
  2. 各ページ毎の、ページ単体に対してのSEO

でですね、この1のサイト全体のテーマからずれた、関連性のないページを増やすと……どんどんその目標キーワードで上位表示がされにくくなっていきます。

聞いたことありませんか?

アメブロを集客ツールとして使う時にアドバイスされることとして

毎日1記事(それ以上)書こう! とにかく発信しよう! 

とよく巷で言われています。……が、それは

独自ドメイン(WordPress)のWEBサイトでは、やってはいけません。

いけませんというか、本質的には、

WEBサイト全体のテーマからずれていない関連性のある内容であり、高品質なページであるのなら、たくさんページを増やしても良いんです。

が、きっと現実的にこれを守りながら、「毎日1記事書く」って結構難しいです。

ちなみにここで言った、「高品質なページ」という定義の中には文字数の量のことも入っていて。どんな目標キーワードを狙っているかで異なりますが、少なくても800文字以上、出来たら1,200文字以上、さらに競争率が高いキーワードなら3,800文字以上あるページにして欲しいです。

※ 技術系、美容系、医者系etc 専門的な内容になるとその2倍必要とも言われています。

育てる = 新しいまだ見ぬご縁の人とも繋がる = 検索結果で見つけてもらう

とも言えるので、そのためにこのWordPressのWEBサイトではむやみやたらにページを増やさないことがキーとなります。ここには、

高品質なページ(ユーザーが求めている内容 かつ サイトテーマと関連性がある内容)だけを掲載する。

こんな感じで覚えていましょう。

アメブロはWordPressに誘導するためのお助けツールとして活用

そこで、お助けツールとなるのが、その位置にいるのが、ソーシャルメディアなのです。

高品質なページを量産するのは難しいですし、そこで人柄をだすのも時に難しいですよね。ほら、プライベートの話もそうですしね。

YUKI

「あれ食べてきました」「これ買いました」そういった内容のページを、WordPressのWEBサイトでは作らない方がいい……
※ サイトテーマと関連していたらいいんですよ。

のは、もう分かっていただけました?笑

でも、そこって人柄が出たりする部分だったりもするので、そういった、人柄をより知ってもらうためとか、気軽に読んでもらえる内容にとか、毎日書ける軽い記事とかをソーシャルメディア(アメブロ)で発信するのです。

そうであれば、アメブロではWordPressのWEBサイトのサイトテーマのことを考えなくて良いので、関連性がないページをアメブロにいくら増やしても、WordPressのWEBサイトのSEO対策には悪く響きません。

これが、双方の役割です。

先に記述したとおり、アメブロはコミュニティなのでポンっと参入しても比較的見つけてもらえる機会があるので、そこでご縁を拡げつつ、育てるべき「WordPressのWEBサイト」に誘導するのです。これが導線 🙂

まとめ

✔︎ 一番に育てるべきなのは、独自ドメインのWEBサイト(WordPress)
✔︎ 独自ドメインのWEBサイトに誘導するために活用するのが、ソーシャルメディア(アメブロ)

こうすればWordPressとアメブロ、どちらも持っていても、使い分けが明確になるはずです。

私はアメブロを今はもう使っていませんが、そのアメブロの役割を他のソーシャルメディア(Facebookが主)で行っています。

忘れないで欲しいのは、育てるべきなのはWordPressのWEBサイト。

YOU TUBEで動画をアップロードするのも、YOU TUBEを育てるためが最終目的なのではなくって、そこから「自分のWEBサイトに来てもらうため」が最終目的です。それを忘れないこと。

※ チューチューバーになりたいetc なら話はまた別ですよ 🙂

これがすごく大事です。そうでないと、

「WEBサイト単体の導線」だけでなくって「WEB集客全体の導線」として考えた時に、力が分散してしまいます。

分散……YOU TUBEからWEBサイトに来てもらうことを忘れてしまうと、せっかくの機会を逃します。YOU TUBEが育つなら、そのパワーをWEBサイトにも集めるのです。

こうやって、ソーシャルメディアを上手に使って、結果的にWEBサイトに集まってもらうように導線を作ることで、分散しにくく、WEBサイトにパワーが集まり「WEBサイト」が育っていきます。

YUKI

「WEB集客」が目的なら、目指すべきは、ここだと思うのです。

個人経営・事業主さんほど、大手企業さんのようにリスティング広告をだす費用もかけにくいですし、上手に独自ドメインのWEBサイト + ソーシャルメディアを活用して、検索結果から新規顧客を迎えましょう 🙂

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ホームページを育てるために、「SEO」「コピーライティング」「デザイン(ワードプレス)」といろんな角度からコンサルティングをしています。

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著者プロフィール

WEBサイト デザイン制作 / 認定SEOコンサル / コピーライティング
POPPYOU 代表YUKI
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