ホームページ制作の費用負担を減らす!?
そんなことが出来るの!?
新しい制度が追加されたりと、どんどん変更があります。できる限り最新の情報を掲載できるようにしていますが、反映できていない部分もあるかもしれません。最終的に詳細は各管轄の公式サイトなどでご確認ください。
小規模事業者 持続化 補助金
「小規模事業者継続化補助金」という、日本商工会議所が管轄している補助金制度があります。
全国商工連合会:小規模事業者持続化補助金(一般型)ガイドブック
2024年は、現時点で次が16回目受付(2024年5月27日締切)があります。
申請書類受付締め切り | 2024年5月27日(月) |
事業支援計画書(様式4)発行の受付締切 | 原則2024年5月20日(月)17:00 |
採択結果公表 | 2024年8月頃(予定) |
補助事業の実施期間 | 交付決定日から2024年11月4日(月)まで |
枠ごとに違う補助率
申請をして採択が決定すれば、かかった費用の基本2/3 (補助上限は、50~200万円まで。枠によって異なる。※詳細はこちらのPDF「4.補助率等」で)が補助として出してもらえます。
いずれか1つの枠のみ申請が可能。
類型 | 通常枠 | 賃金引き上げ枠 | 卒業枠 | 後継者支援枠 | 創業枠 |
補助率 | 2/3 | 2/3(赤字事業者については3/4) | 2/3 | 2/3 | 2/3 |
補助上限 | 50万円 | 200万円 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
インボイス特例 | PDFをご確認ください | ||||
追加申請要件 | PDFをご確認ください |
※最新の情報や他の情報は、上記PDFでご確認ください。
ウェブサイト関連費は、1/4が上限となりました。また、ウェブサイト関連費のみの申請は不可。
※例:補助金確定額を50万円とした場合、そのうち12.5万円までがウェブサイト関連費として計上可能
不採択(選考に通らなかった)の場合は制作を見送る、ということも可能です。まずは挑戦してみる、のもいいかもですね。ご遠慮なくご相談ください。
概要
- 誰でも申請できるわけではない
- 選考があるので、申請しても通らないケースもある
- 不採択だった場合でも、また申請(再チャレンジ)可能
- 補助金は「完了の報告」をしてから2ヶ月ほど後にもらえるので、一度立て替える必要はある
- 「申請書の作成〜選考結果」までの工程が必要なので、納品までに時間がかかる
対象者の主な条件は
- 事業の種類としての対象は、卸売業・小売業・サービス業・製造業その他のいずれか
- 常時使用する従業員数(事業主・パート・アルバイト・非正規雇用含まず)
→ 商業・サービス業(宿泊・娯楽業除く)は5人以下
→ その他は20人以下 - 開業届を出している個人事業主も対象
※ 商工会議所の会員でなくても大丈夫です。
対象となる経費とは
ホームページやチラシなどの広報費だけに限らず、「下記13種類の経費であり」 + 「販路拡大のため」ということが条件です。
※ 消費税分は補助対象外。
- 機械措置等費
- 広報費
- ウェブサイト関連費
- 展示会等出展費
- 旅費
- 開発費
- 資料購入費
- 雑役務費
- 借料
- 設備処分費
- 委託費
- 外注費
販路拡大ということなので「新規事業」。「こうこうこういった新しいビジネスをしたいから、そのために補助してください」ということですね。
ホームページの話でいくと、「新規制作」はもちろん。ホームページのリニューアルの場合でも、「他のサービスを展開していきたいから」や「他の事業のために」という理由であれば、申請が通る可能性はあるということ。
そこでキーとなるのは「提出する資料をいかに作り込むか」のようです。
選考の鍵は「提出する資料」経営計画書・補助事業計画書
こちらの書類は、費用として支払う側(制作のケースであれば、制作を依頼する側ですね)が作成して、ご自身の「事業を登録している地域」の商工会議所に提出します。
この書類の中で、「どんな事業展開を考えているのか」「なぜ補助してもらいたいのか」etcの熱い想いを書き、込めます。
この内容を、選考担当者さんが見て「本当に必要かどうか」を検討されるので、この資料の作り込みがとても、とても、とてーも大切です。
そして、この提出書類。自分で作成しようとすると……手が止まる方もいらっしゃるかと。(笑)
素人が作ろうとすると、ハードルが高くて。出来たとしても、とても時間がかかりそうだし、クオリティ高くするのに骨が折れそう……と個人的には感じています。
商工会議所に作成相談窓口があって、無料でアドバイスを行なってくれるようではあります……(あまり頼りにしきらない方がよさそう……ごにょごにょ)
書類作りが苦手な方は、思い切って行政書士さんに資料作成を依頼するのことも考えてみては。この提出書類の内容を元に審査をされるので、文章を作り込み、いかに上手に伝えられるかがキーとなります。
よっぽど自信がある方でなければ、「自分で作成して」「時間がかかって」「クオリティが低くなってしまって」……結果、不採択となってしまう可能性が高いのなら、最初から行政書士さんにお願いしてしまった方がスムーズ。
また、行政書士さんの中でもこういった申請に強い行政書士さんにお願いできるといいですね。当事務所ではこちらの申請を専門にされている行政書士さんにお繋ぎいたします。必要な方はご相談ください。
申請から選考結果・補助金受け取りまでの流れ(当事務所の場合)
「不採択なら依頼を見送る」といったご要望も対応可能ですので、ご相談くださいね。
補助金申請は申請される方(費用を払う方)がメインとなって行うものです。補助金に関しての不明点etc は、クライアントさん側で商工会議所に問い合わせて解決をお願いいたします。
行政書士さんからのヒアリングシートにご記入いただきます。ちなみに、締め切りの最低2週間前には依頼いただかないと、行政書士さんの書類作成が間に合わないスケジュール感です。
そちらのヒアリングシートの内容を元に、行政書士さんが提出資料を作成します。
クライアントさん側で、商工会議所に電話でアポイントをとり、商工会議所の窓口に提出。
WEB申請が今後できそうなので、その場合はまた異なりますね。
選考の結果を待ちます。締め切りから2ヶ月ほどかかります。
採択なら、制作を進め、決められた「補助事業の実施期間」までの間に「納品」「費用支払い」「完成報告や入金証拠etcの資料提出」を行います。
補助金が申請者(クライアント)さんに振り込まれます(数ヶ月あとのよう)。
デメリット
デメリットとしては、「申請書類作成〜選考結果を待つ」期間があるために納品までに日がかかること。早く納品して欲しい方には向かないですね。
また、一旦、自分自身で料金は支払わないといけません(立て替え)ので、そちらもご注意です。
他にも「IT導入補助金」というものも
こちらは、ただのホームページではなく
- ECサイト
- ログインして使うような会員サイト
などのシステム系のホームページが対象のようです。
補助上限が「小規模事業者継続化補助金」よりも高い450万円。
まとめ
WEB集客にはホームページが欠かせないですが、それには投資が必要です。それを補助金で支援してもらえると、すごく助かりますよね。開業届を出している個人事業主(フリーランス)も対象ですし、規模が小さい中小企業も対象なので有難い限り。
毎年公募があるので、計画をたてて動くことをオススメします。
また、先に記載しましたが、自分で提出書類を作成するのはよっぽど自信がある方でない限り、専門の行政書士さんにお願いした方が良いと感じます。
その他の詳細は、下記の公式サイトに記載のお電話番号etc から商工会議所にお問い合わせください。
該当のサービスは
当事務所のサービスで、この補助金申請ができるものは下記のようなものがあります。
※ こちらの情報は、聞いたり調べたりした内容です。間違いはないように注意していますが何か言い回しなど違っていましたら、ぜひ教えてください。
COMMENT